2022年からスタートした「東大IPCキャリアスクール」は、キャリアブランクのある方が、特に大学関連スタートアップ企業のバックオフィス業務に役立つ実務を学べる再就職支援プログラムです。2024年7月までに計5回開催しており、東大IPCキャリアスクールを受講し、ミートアップを経て大学関連スタートアップ企業等に就職された人は40名を超えました!
本郷キャンパスで開催!東大IPCキャリアスクールOG会
キャリアスクールを卒業した後、大学関連スタートアップで活躍されている方々の中には、
「こんな時どうすればいいのか、誰かに聞いて教えてもらいたい」
「家事と仕事の両立が大変・・・同じ苦労を経験されている方と共感し合いたい」
「キャリアスクールOG同士でナレッジシェアリングしたい」
という想いをお持ちの方々がいらっしゃいます。
そこで先日、キャリアスクールのOG同士が気軽に交流するためのイベントとして「東大IPCキャリアスクールOG会」を東京大学の本郷キャンパス内で開催いたしましたので、その概要をご紹介させていただきます。
イベント当日は、前日の雨から一転して初夏の陽気となり、会場は新緑が気持ちよい東京大学本郷キャンパス内にある工学部11号館ラウンジにて開催しました。
工学部11号館内にあるHASEKO-KUMA HALLは世界的建築家である隈研吾氏が設計しており、木製のBOXを全面に配した、隈研吾氏のデザインならではの空間・世界観が体感できます。
イベント会場として利用したHASEKO-KUMA HALL1階ラウンジの様子
仕事からプライベートの話まで、卒業生ならではの交流も
素敵な空間でケータリングと飲み物を囲み、まずは同期との近況報告などを楽しみました。久しぶりの再会を楽しむ姿が見られました。
会の中盤で、参加申込者からの事前アンケートの内容を共有するとともに参加者の皆さんへ質問事項を投げかける時間を設けました。
事前アンケートの中で特に多かった「未経験業務をどう乗り越えたか」という質問については、「とにかく調べて分からないことは専門家や行政などの専門窓口に聞く」「ChatGPTに聞いてみる」といった、経験に基づくアイデアやアドバイスを会場参加者同士でシェアしました。
その他には、「家庭と仕事のバランスについて、どうされているのか?」「今後のキャリア形成について悩んでいるので、皆さんと話したい!」といった事前質問もありました。後半は、ランダムに席替えをして、キャリアスクールの先輩後輩同士で交流ができるようにして、事前質問をきかっけにより一層会話に花を咲かせました。
仕事の話では、「当初予定していた業務だけでなく、担当する業務が増え、責任も増えたけどやりがいも増えた」「当初は週4日の予定だったが、すぐにフルタイムで働くようになった」といったお話を聞くことができ、スタートアップでの活躍の様子が垣間見えました。
またプライベートの話では、「自分がやらない家事を決めて家族と上手く調整をして乗り切っている」「在宅で仕事が出来るようになったことで、子どもとの時間が増えた!」など、仕事と家庭のバランスを上手く取っている方のお話をお伺いすることができました。
仕事やキャリアの話だけでなく、お子さんの年代や学校行事など、ワーキングマザーが多いキャリアスクール卒業生同士ならではの話題でも盛り上がりました!
スタートアップの世界で輝く!キャリアスクールの卒業生
キャリアスクールの異なる期の卒業生同士が、1つの会社で先輩後輩として一緒に働いているケースもあり、日頃の仲の良さを感じることができました。キャリアスクール卒業生が活躍されているから安心して働ける!そういった声も聞こえてきました。
スタートアップで働くことへの不安がある方も、キャリアスクールの先輩や同期が働いているスタートアップであれば、共に成長できる仲間がいる環境で安心して働くことができます。企業側にとっても、スクール卒業生が増えることで「この会社で長く頑張りたい!」という気持ちを社員に持ってもらえるのはとても嬉しいことです。
これからもキャリアスクールOGたちが、スタートアップの世界でどんどん輝いていくことを期待しています。
執筆:阿藤 裕美
イベントにて会話を楽しむキャリアスクール卒業生たち