ブランク経験を経て、東大IPCキャリアスクールに参加し、大学発スタートアップ企業に入社するまで

キャリアシフトストーリー #2(山田薫さん)

· キャリアシフトストーリー

2022年1~3月に開催された東大IPCキャリアスクールに参加し、ミートアップイベントを通して、大学発のスタートアップ企業「DataLabs株式会社」に就業された山田薫さんのキャリアシフトストーリー。

■あなたはいま、どのような仕事や働き方をしていますか?

DataLabs株式会社にてフルタイム正社員として勤務しています。人事・労務、総務、役員サポートなどのバックオフィス業務で、今後は広報等にもかかわっていく予定です。業務範囲が多岐にわたり驚きましたが、何でも挑戦させていただける土壌に感謝し、日々奮闘しています。

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■転職をする前に抱えていた不安や思いを教えてください。

今回私は前職での在職期間が3年を経過してからの転職活動でした。完全なブランクからの再就職を目指した時よりは選択肢が増えるだろうと考えていました。

しかし一方では、途中ブランク期間(17年!)の長かった40代に正社員での雇用機会が与えられることは少なく、一般の採用市場はまだまだ厳しいとも認識していました。

また就職後の企業においてその成長スピードや働き方についていけるのか、自分は活躍できるのか思い巡らしました。

■東大IPCキャリアスクールに参加しようと思ったきっかけを教えてください

長きにわたる夫の転勤帯同中、子供たちへのサポートに集中してきましたが、自らも働いて社会と繋がりたいという思いが常にありました。2人の子供がまもなく大学生という年齢となり、自身の挑戦にも全力投球したいという気持ちが高まりました。会社とともに自分もキャリアアップを図り成長していけるような社会的貢献度の高い企業に就職したいと考えました。

転職活動を開始し様々な媒体を検索していた時に、今回のキャリアスクール募集案内を見つけました。同じ志、悩みをもつ仲間と一丸となって再就職に挑戦できる貴重な機会と考え応募しました。

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■転職をするまでに苦労したことや取り組んだことなどを教えてください。

今回の転職活動においては一般大手転職サイトもいくつか利用しましたが、膨大な量の求人データからマッチングやスカウト機能を使っても相性のよい企業と巡り合えるのは稀有なことだと実感しました。幸いたどり着いた幾つかの面接では念入りに準備をして臨みました。

その際にはWarisでのキャリアカウンセリングが大変役に立ちました。年齢に応じた深いスキルがないと不安に思うこともありましたが、自分では気付いていない強みを言語化していただけ、的確にアピールする方法も教えていただけました。実際に実践して効果を実感できたので自信につながりました。

■今後どんなことをやってみたいか、教えてください

現在の主任務はバックオフィスの効率化で会社の成長を下支えすることですが、今後は採用や企業を積極的にPRする広報業務にも挑戦していきたいです。

また、会社外ネットワークも少しずつ構築し、キャリアスクール同期との親交も温めていければと思います。

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■プログラムを利用してみてよかったこと、他の方にオススメしたいポイントを教えてください

就職後の現在もキャリアスクール同期や先輩方と繋がることができ大変心強い環境です。

ミートアップイベントでは沢山の企業と一度に面接の機会を得られます。離職期間を前向きに捉えていただける企業と一気に会うことができる大変貴重な機会でした。得難いチャンスを沢山いただき、キャリアスクールに参加できたことを大変感謝しています。

■プロフィール 

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山田薫さん

新卒時地方公務員。

海外駐在帯同期間10年 を含む計17年間の離職期間有。帰国後、税理士事務所/社会保険労務士法人、中小企業にてバックオフィス業務に従事。

2022年4月より現職 DataLabs株式会社

※この記事は2022年6月に作成いたしました。